カテゴリー「文化・芸術」の10件の記事

2012年9月14日 (金)

ヤン・ファン・エイクに震えた

先日、BS朝日の番組でヤン・ファン・エイクの作品を紹介してました。

僕は美術史に疎いので、15世紀の画家?宗教画家ってこと?としか思いませんでした。
いやいや、とんでもない勘違い。西洋絵画の魅力でもある油絵の「祖」だったなんて。
絵の具を塗り重ねることにより、新しく絵画の世界を切り開いた巨匠。
油絵の創始者でしたか。すいません、本当にすいません。

初期フランドル派ってことでは、マウリッツハイス美術館展の作品達に繋がってきます。
ピーテル・ブリューゲル、ヤン・ブリューゲルに繋がると思うと、感慨深いものがあります。

それにしても、細緻極まる書き込み具合。
凸面鏡に描かれた4名の人物。
甲冑に映りこんだ人物や兜のマリア像。
本当に微細な筆遣いで、知覚したもの全てを描き込んだように感じる作品達。
番組で「ヤン・ファン・エイクここにあり」と言うくらい、彼の自信が伝わってきます。

現代人が写真からトレースしても、ここまで起こせるかどうか。
注意深く緻密な作業ができなければ、フェイクすら作れないでしょう。
ルネッサンスの代表者のひとりに数えられる巨匠。やっぱりすごいですね。

2012年8月31日 (金)

マウリッツハイス美術館展

東京ツアーの2日目は美術鑑賞。

出発の前々日に、印象派以前のオランダ美術に関するテレビ番組を観ました。
フェルメールやレンブラント、ブリューゲル等の作品が紹介されてたのですが…
実は東京都美術館で開催中の「マウリッツハイス美術館展」の宣伝。

でも、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」は是非観たい! ←思惑にのってしまった
って事で、用事もあったのですが、マウリッツハイス美術館展を観てきました。

....

以前にも印象派が好きってエントリーを書きましたが、ポスト印象派も好きです。
しばらくは、印象派〜近代美術を観覧してましたが、今回はそれより前の時代。
オランダ美術の黄金時代の作品を鑑賞してきました。

注目作品の「真珠の耳飾りの少女」は閲覧ゲートが用意されるくらいの人気っぷり。
実際に観るとウルトラマリンブルーの青は本当に美しい。
いつもの事ですが、観る角度や距離を変えつつ、光と影の表現を堪能しました。

浅学なのであまり詳しく書けないし、ボロが出るのでこの辺で。
個人的にはルーベンスの作品が少ないのと、「バベルの塔」が無かったのが残念。
それにしても、この時代の巨匠の作品を数多く堪能できたので満足です。

....

上野駅を出て歩いてると、東京都美術館の手前に西洋美術館があります。
こちらでは「ベルリン国立美術館展 学べるヨーロッパ美術の400年」が開催中。
注目作品は同じくフェルメールの「真珠の"首"飾りの少女」。
しかもドイツの物産展までやってるし。アンペルマンも売ってるし。クマー!

さすがにこちらまで観ると時間が足りないので、苦渋の選択で諦めました。
生きてるうちにドイツ旅行は絶対行く!

2012年6月 8日 (金)

ルノアールの作品を観てみたい

先日、BS朝日「世界の名画〜美の迷宮への旅」でルノアールの作品を紹介してました。
タイトルは「幸福の画家が描いた子供達 ルノアール イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢」。
観ててゾクゾクしました。

「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢」が目的だったのですが、「ダリア」に心奪われました。
テレビなのに作品の映像がすごく良い!筆のタッチが伝わって来る!

同時代の現実主義だったアンカーの作品も美しい。
暖炉の炎の描写。炎が揺れる様子やその暖かさを実際に感じてる気分になります。

そして、冒頭で紹介された美術品盗難事件はショックでした。
2008年「ビュールレ・コレクション」から持ち去られたのは、次の4点。
・モネ、「ヴェトゥィユ近郊のケシ畑」。
・ゴッホ、「花咲くマロニエの枝」。
・セザンヌ、「赤いチョッキの少年」。 ←2012年4月に発見!
・ドガ、「ルピック伯爵と娘たち」。 ←セザンヌの2週間後に発見!

教科書で目にする名画になんて事を。作品が無事で本当に良かったです。

....

僕が美術に興味を持つようになったのは中学生の頃です。
美術の教科書に載っていた印象派の作品の数々。一瞬で引き込まれました。

その中でも特に目を引いたのがルノアールのイレーヌ嬢の肖像画。
教科書に印刷されたレベルでも際立ってたのを覚えてます。

美術は好きだったのですが、高校が私立の進学校だったので一年次で終了。
それ以降、美術に触れる機会は皆無。好きだった事を忘れるくらい。

ここ数年は美術好きな友人ができたおかげで、美術に触れる機会が増えました。
展覧会にも足を運ぶようになり、美術鑑賞を楽しんでます。

幸い、印象派の展覧会にも巡り会え、モネ展・ドガ展で多数の本物を目にしてます。
いつかはルノアールの作品も直に観てみたい。
後はピサロにゴッホに・・・まだまだ先は長いわ。

2012年5月27日 (日)

日比谷と美術に触れてきた

もう先週の話になりますが、急遽1泊2日の東京ツアーに行ってきました。
目的は日比谷オクトーバーフェスト2012と美術鑑賞。

無職だけれど、平日を活かせる機会は今しかないのです!
平日割引と高速バスの効果で安上がりの旅になりました。
まぁ、スカイツリーの影響なのか宿探しに四苦八苦しましたが・・・

....

初日は日比谷公園開催のオクトーバーフェストに参加。
ドイツビールとソーセージ、ザワークラウト、ピクルス等を堪能してきました。
カリー・ブルストも食べれて良かったです。

そして、同じテーブルに同席した人達との会話も楽しかった。
・仕立てジャケットのケミカル系専務さん、赤ワインごちそうさまでした。
・孫娘が美人で印刷関係の職人さん、晩ご飯食べれたでしょうか。
・横浜から来た歯科医さん1、ケリはつけなくともオチはつけよう。
・横浜から来た歯科医さん2、うまく行きました?
・歯科医さんのツレの先生、うまく行きました?
その他の方々もありがとうございました。まさに一期一会です。
※もし、この記述レベルで僕を特定できたらネットすげぇ。

....

翌日、午前の部は「セザンヌ展」。
2007年初夏の「大回顧展・モネ」(クロード・モネ)以来、5年振りの国立新美術館です。

ポール・セザンヌは美術の教科書に載るくらいの巨匠。
でも僕は代名詞になる作品を知りません。
ざっくり言えば、リンゴがモチーフの静物画とかふわふわしたタッチの風景画とか。
そんな感じの印象を持ってました。

実際に目してみると、やはり教科書のイメージとは随分違います。 ←何でもね
若い頃はしっかり書き込んでて、晩年は抽象化で感覚的になっていく。
そうだった。セザンヌは「近代絵画の父」じゃないか。

僕は写実主義や印象派が好きだったので、抽象画は苦手でした。
キュビズムあたりは難解で、僕の感性では素直に入ってこなくて・・・
審美眼をお持ちの方や勉強されてる方には好まれるのかな。

でも、この展覧会のおかげで、抽象化へ進んでいく過程が見えたような気がします。
僕の持ってたセザンヌに対する印象も変化しました。
なるほどねぇ。近代絵画はこの延長線上にあると考えれば良いのか。

....

午後の部は「KATAGAMI Style」。 ← TOKYO ART BEATさん。GJ!
副題は世界が恋した日本のデザイン、もうひとつのジャポニズム。
三菱一号館美術館での開催です。

僕はテキスタイルについては全くの不案内。
でも、型紙のデザイン性は好きです。
そして、染め物作業の大変さは充分に理解できます。

この展覧会は物量がスゴイことになってます。
全部見るのに1時間半くらいかかりました。

テーマが型紙なので、まずは昔の日本で使われてた実物の展示からです。
本物の型紙や見本染め、江戸時代の見本帳まで幅広くありました。
緻密、繊細、デザイン性。昔の人は粋でおしゃれだねぇ。
そして、型紙制作工程のビデオは圧巻です。震えます。

そして欧州に広がった日本のデザイン。
確かに色々なところで使われてました。
てっきり欧州でも自然発生したものだと思ってたのに。
その影響範囲は計り知れないくらいです。
アルフォンス・ミュシャまで入ってるなんて!あ、似てるタッチの人の名をメモし忘れた。

....

ふとした思いつきから始まった東京ツアーはとても充実したものになりました。
"感性は磨くもの"と教わってから、早○○年。今回は過去最高の成果でした。
今年は本当にLADY LUCKが舞い降りた年なのかもね。

2012年3月30日 (金)

ドガ展の記憶が甦る

先日、NHKで天海祐希さんがオルセー美術館を訪れる番組を放送してました。
天海祐希 パリと女と名画たち 」のダイジェスト版です。
※本放送は二部構成だったようです。 ←今、知りました。

思いがけずも、ドガ展を観に行った方から連絡があり、
何やらNHKでエトワールが出てるらしい。えっ、マジで!
すぐにテレビを付けたら、、、わっ、エトワールだ!
速攻で録画開始。後でじっくり観よう。てか、解説を聴こう。

その翌日。改めて番組を観ました。
録画を開始した段階では、既にエトワールの解説が始まってたので、途中からです。
それでも、構図、ポーズの意味、舞台袖の話、時代背景等が語られてました。
勉強になるなぁ。

それにしても、映像が美しい。
実物を観た経験によるものか、ハイビジョン技術のおかげか分かりません。
エトワールのパステル感が映像から伝わってきます。
※実物を観るまでは、ずっと油絵だと思ってました。

この映像を観たら、ドガ展の記憶が甦ってきました。
ドガ展良かったなぁ・・・。教えてくれてありがとう!

こんなに良い番組なら、きっと再放送があると思い、探してみたけど見つからない。
NHKさん、再放送をぜひ!枠が取れるなら、本放送(第一部・第二部)でお願いします!

2012年3月15日 (木)

ロートレックのコースター

僕がまだ若手だった頃、先輩から戴いたコースターです。
ロートレックの「ディヴァン・ジャポネ」がプリントされてます。

Photo

僕は本や物を大切扱うので、物保ちは良い方です。
それでも18年使えば、さすがにボロボロ。
この画像では判別し辛いですが、表面の保護ビニールが切れてしまいました。

....

そもそも、何で僕にこのコースターを?と。
「いやー、なんか好きそうだったから、何となく・・・」 (何ですと!!!) ←心の中で

当時の僕は、欧州や美術等が好きな事を誰にも言ってなかったので、正直驚きました。
「あれ?気に入らなかった?」 い、いえ。(大切に使います!)  ←心の中で
その後、新潟の職場では誰も反応無しだったのですが・・・

東京への転勤を願い出てからの事。願い叶って、いざ東京へ。
6・7人のグループから、急に50人以上の大所帯になりました。
プロジェクト関係者の総勢なんてさっぱりです。 ※本当は知ってますが言えません。

とにかく、転勤直後の微妙な立場。心細いってもんですよ。
配属後のオープンな席位置。視線が痛い・・・辛いなぁ・・・。せめて喋らせてくれ!
数日〜数週間は放置でした。辛いんだよ、マジで。 ←転勤・転職してない人には判んないよ!

で、この状況を打破したのがこのコースター。
ずっと机の上に置いてました。で、しばらくして、上司から意外なコメントが。
「あれ?君はロートレック好きなの?」 へっ?知ってますが、印象派の方が・・・
「へぇ〜私、美術好きなのよ。」 えぇっ?普通に好きな人が居るんだ!さすが東京。

これが縁で仲良くなり、古本屋や喫茶店とか、食事処を教えてもらいました。
そして、別の先輩からEngland土産や美術展の招待券を戴いたり。
他にも色々と・・・ね。

....

そんな訳でこのコースターから始まった縁は色々あります。
思い入れが有り過ぎで、ずっと愛用してました。
でも、さすがにそろそろ捨てなきゃです。

先輩ありがとうございました。

2011年12月10日 (土)

フェルメール展を観たいのです

TOKYO ART BEATのサイトでフェルメール展 を見つけました。
公式サイトはコチラ ←「フェルメールからのラブレター展」

光の天才画家の作品。ぜひ観てみたいです。
12/23からの開催ですが、場所が東京なのでちょっと遠いなぁ。

もし行くなら他にも・・・と思って探したら、ロートレック展 がありました。
こちらは12/25で終わるので、3日間はかぶってる。
でも、この頃に東京行っても、遊んでくれる人はいないわ。
3月までに一度は東京へ行くつもりだったので、良いチャンスなんだけどね。

ロートレック展は諦めるにしても、フェルメール展は来年3/14まで。
買物、情報収集、セミナー等、そのうち東京へ出没する用事ができるはず。
それまで辛抱しよう。

2011年8月24日 (水)

「リア王」の結末に衝撃を受けた

シェースクピアの三大悲劇とか四大悲劇に挙げられる「リア王」。
最近、初めて物語のあらすじを知りました。

....

先日、BSの番組表をチェックしてたら「リア王」の文字が目に留まりました。

シェースクピアの悲劇って「リア王」「マクベス」「オセロー」「ハムレット」とか色々あるのは知ってても、ストーリーを知らない。
こんな話だよ。と、説明できるの「ロミオとジュリエット」くらい。

"To be or not to be, that is the question."はハムレットの有名な台詞ですが、英語の試験問題やクイズで出題されるようなレベルの話しかできません。

よし!ここは録画して観ようと予約画面に移ったら、その番組は「まんが世界昔ばなし」でした。
おおっ!なつかしー!「まんが日本昔ばなし」もだけど、よく観てたよー。

約10分で要約されたアニメならストーリーを知る上で十分です。
これは良い番組を見つけたぜ。へへっ。

....

で、録画したのを昨日観たのですが、、、

何でしようか、この陰鬱とした結末は。
誰も救われないじゃないですか!ひどく悲しいです!

あ。だから有名な悲劇に挙げられるのか。
約10分でこんな気持ちになるんだら。

でも、僕が昔の時代に生きてたとして、劇場行って悲しい気持ちのまま帰りたくない。
最後は救われて大団円で終わって欲しい。

他の悲劇のあらすじも調べてみたけど、僕の中ではリア王が一番救われないお話でした。

....

「リア王」はリア充から非リア充になる話だったと。 ←台無し
※ほんの冗談です。

2010年12月31日 (金)

ドガ展

東京方面に行く用事ができたので、ちょっとした寄り道です。

ドガ展には「エトワール」という教科書に記載される名画が来日してます。
これを逃すと、一生観られないかもしれないので、睡眠不足も何のそのです。

最終日の前日で、10:00の開館前でも長蛇の列。
それでもスムーズに人が流れて行くので、そんなにストレスはありません。
30分も経たないうちに入館できました。

教科書やテレビでよく見かける絵画が目の前にあるのは感動的ですね。

....

直前にNHKでドガの人物像や作品について詳細な番組がありました。
途中だけしか観れなかったけど、そこで視力が落ちていく過程の解説がありました。
ランプの弱い光で作画してたとか、パステルを好んで使ったとか。

まさか、エトワールがパステル画だったなんて。
印象派の巨匠達は油絵ばかりと思い込んでいました。

それにしても、いろいろな技法で書かれていたようですね。
僕の高校までの美術知識では知り得ないものもありました。
いろいろ収穫のある展覧会で、本当に来て良かったです。
また展覧会に行く機会があれば、予習してから行こうと思います。

2010年10月 2日 (土)

陶器のペン皿

ちょっと前に頂いたのですが、結構気に入ってます。

Nec_0012_2

ありがとうごさいます。
リニューアルした机上にピッタリです。

....

イラストはセム(SEM)。フランス人のイラスト・風刺画家です。

同じフランス人の風刺画家だとビゴーが有名ですね。
 ビゴーは日本史の教科書に載ってるので、作者を知らなくても目にする機会はあったと思います。
鹿鳴館とか列強とか、そんな時代の事情とか情勢が一枚のイラストで表現されてますね。

僕はセムと言う名前は知りませんでした。
でも、イラストは印象に残ってます。
サラッ、スラッとしたタッチは欧風な感じがします。

「あ〜、観たことあるよ〜」って言ったものの、モヤモヤした状態は嫌なので、ネットで検索。
でも、なかなかヒットしません。
で、見つけたのが「マキシムドパリ」。
あ。そうか。そこだったか。

マキシムドパリの苺ミルフィーユはとても美味しいので、東京のおみやげに買うことがあります。
てか、東京在住時代、結構お世話になりました。

あ。食べたくなってきた。。。

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